どら焼き物語 千秋庵総本家
2008年 05月 04日
これ何だかわかる?
30個積み重ねられたどら焼きのかたまりよ。(^-^;
函館ではどら焼きといえば千秋庵総本家。
父の三回忌法要前日には親戚やら従妹ちゃんからたくさんの供物や供花が届けられた。
ピンポ~ン♪
実家でいつもお願いする花屋さんは今年もお寺用、自宅用、納骨堂用と大きなお花を抱えて入ってきた。
花を運び終わった花屋さんは
「従妹ちゃんからもお届け物があります!」
とおもむろに仏間にブツを運び入れだした。
アレンジ花をいくつかと、
最後に高さ5~60cmはあろうかというこの巨大などら焼きのかたまりを運び入れた。
見ていた家族全員が硬直して、やがては笑い出した。
こ、これナンですかぁぁぁぁぁ?
「ええ、ご供物ですよ。」
ハァ???
このどら焼きご丁寧にもお尻をセロハンテープでとめつつ、30個山盛りにしてある。
ァ '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、
初めて見た~!
それにしてもどら焼き30個ってすごい!
壮観!
三日間仕込んだ粒あんが入ってる
そしてこの話にはオチがありますの。
翌日の法要後に友人サリーちゃん一家がお参りに来てくれた。
仏壇に線香をあげるとき
そのご供物を見て、家族三人奇声をあげてる。
ひゃーーーー!!!
アハハハハ!!!何これ~!!
と大笑い。
彼女の高1の息子は
「(≧∇≦)ブァッハハ!
マメおばちゃん、ドラえもんいるっしょ?」
と大うけ。
くまさん夫婦はそろって辛党で甘いもの嫌い。
母は小食。
どうみても30個は賞味期限内に食べきれない。
甘い物好きのサリーちゃんにどら焼きを持たせることにした。
サリーちゃんは喜んで10個を袋に詰め、足取りも軽やかに持ち帰った。
そしてその晩、
次にお参りにきてくれたアキちゃんは父の仏前にこれも千秋庵の上生菓子
コレ↓
と、
おいらのためには
と…
なんと…
(ここまでくるとわかるよね?)
なんと、
どら焼き10個!!!
を持ってきてくれたぁぁぁ。
プラスマイナス0(ゼロ)…
というわけで
大阪にもこ~んなに持って帰ってきた。
カモ~ン糖尿?
もしくは
ようこそドラえもん???
by kimimame
| 2008-05-04 13:45
| 地元モノ